表. 食虫植物におけるS-like RNase遺伝子の発現


図. 食虫植物S-like RNase遺伝子の発現制御機構モデル
食虫植物S-like RNase遺伝子da-I(Drosera adelae)、dm-I(Dionaea muscipula)
およびcf-I(Cephalotus follicularis)は三者三様の発現制御を受けている。
da-I:腺毛の腺細胞で常時発現している。その制御はDNAのメチル化によって行われていると考えられる。
dm-I:捕虫刺激により誘導される因子によって、その発現が誘導されると考えれれる。
cf-I:腺細胞群に特異的に存在する因子によって、腺細胞内でのみ構成的に発現し、その後消化液中に分泌されると考えられる。
FEBS Lett. 579, 5729-5733 (2005)、Planta 238, 955-967 (2013)
